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オーディオショップ『試聴屋』オーナーが個人的な日記を書いています。
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ヘッドホン祭り2012
SATRI-CD2012.jpg

5/12にヘッドホン祭りがあり、バクーンも出展しました。デジカメを忘れたので展示写真がありませんが、こちらで紹介されています。

前回同様いろんな方が試聴にいらっしゃいました。前回はバクーンという会社の知名度がなく、こういう会社があることを知らなかったというお客さんが多かったですが、今回は多少は知られたようです。

ヘッドホン祭りですがまだ製作途中のDAC-9730も展示して、SCA-7511Mk3と組み合わせてデモしました。お客さんの反応はいろいろで、「他社のアンプとあまり変わらない」という方もいれば「今日試聴した中で一番いい」という方もいて、改めて耳の違いは大きいと感じました。

ヘッドホン祭りで配ったCD/DVDが1枚余りましたので、欲しい方に差し上げます(5/16 終了しました)。内容はジャズのライブ演奏で生録音です。松本圭使トリオの演奏です。非売品にするのが惜しいほどクリアでノリの良い演奏が納められています。CDとは別に24bit 192kHzサンプリング音源が入ったDVDも付いています。その他に、FLAC、Apple Lossless音源も入っていますのでPC再生できる方はこちらの音源で聴いたほうが良いです。同じ曲を24bit 192kHz音源で再生するとすごい臨場感です。
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Z201スケルトン
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Vishayの最高級箔抵抗Z201は今まで一番良い音でしたが、それをさらに上回る抵抗を入手しました。Z201スケルトンです。Z201の樹脂モールドをしない抵抗なので中身はZ201と同じなのですが、音を聞くとスケルトンのほうがさらに自然で癖がありません。

一般に、抵抗は抵抗体だけでは部品として使えないため、ボビンに巻いたりリード線を付けたり表面を保護する樹脂で覆ったりしたものが使われますが、樹脂で覆うと音が変わってしまうのでスケルトンで使ったほうが音が良いことは知られています。しかし、樹脂で固めないと

・直接手で触るのは良くない(抵抗値が変わる可能性が出てくる)
・抵抗体が傷付きやすくなる
・周囲の回路からの影響を受けやすくなる
・経年変化の影響を受けやすくなる
・熱に弱くなるので手早くハンダ付けしなければならない
・抵抗値が印刷できないので一々測らないと抵抗値がわからない

などいろいろ問題が出てきます。そのため通常このような抵抗が販売されることはあまりないのですが、オーディオマニア向けにVishayが出してくれました。

SATRIアンプに入れて聴いてみるとこの抵抗の良さが良くわかります。入力抵抗用(1KΩ)に少し確保しましたので、SATRIアンプに入れたいとお考えの方はご連絡下さい。
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DSDダイレクト再生
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KORGのMR-2000Sを入れました。DSD録音再生機です。PCM 44.1k~192kHzまでのデータも再生できるので便利です。同じ曲でDSDとCDを比較すると、DSDのほうが細かい音まで再現されているのがわかります。ただ、MR-2000S内蔵のD/Aがもう1つという感じです。音源は良いのですがD/Aが追い付いていない気がします。

DSDデータを変換して176kHzにリサンプリングしたものをS/P DIFで出力し、デジタルドメインのD-1(秋葉原のデモ機)でD/Aしたほうが良い音になります。オーディオ再生は、音源だけ良くてもダメだということがわかりました。

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DSD音源は少しずつ溜まってきましたので、これからまたいろいろやることが出てきました。MR-2000SにはWord Sync端子があるのでRubiClockも使えますし。
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KRELL FPB-400cx試聴
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 KRELL FPB-400cxです。お客様から持ち込まれたもので、8Ωで400W出ます。50kgありますので持ち込むだけでも大変でした。SATRIアンプとは方向性が違うアンプですが、駆動力は立派です。スピーカーを振り回すような鳴り方です。電源が非常に強力でないとなかなかできないことです。その意味では貴重なアンプと思います。

 このアンプも電流入力ができるようになっています。しかも、バランスの電流入力です。このバランス伝送方式にはCASTという名前が付いています。電流伝送での音も聴いてみたかったのですが、独自の規格でコネクタも特殊なため接続できず、残念ながら電流伝送での音出しはできませんでした。

 このパワーアンプは現在Yahooオークションに出しています。SATRIアンプとは別の意味で良いアンプなので、広い部屋でスピーカーをしっかり鳴らしたいという方は満足できると思います。
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NHK-FM、NHKラジオがネットで聞けるように
RajiruRajiru.jpg
(画面をクリックすると飛びます)

9月1日からNHKラジオ第一と第二、NHK-FMがネットで聞けるようになりました。ラジオがなくてもPCで気軽にラジオが聞けるのは便利です。民放ラジオは以前からネットで聞けますが、普段ラジオを聞くことはないのであまり関係ないと思っていました。でも地震や事件、台風、政局などに動きがあったとき、近くにテレビやラジオがあり、ニュースが聞けると便利です。

会社にいると、仕事場にテレビやラジオがなかったり、あっても仕事中にそれらを常時つけておくわけにはいきませんが、PC経由で聞けるなら仕事をしているように見えます。NHKのニュースが聞けるだけでも便利だと思います。
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SACDが欲しい
SACD関連に注目して見ていたら新しい音源が欲しくなりました。CD音源だったら今買おうとは思わないものでも、SACD音源なら聴いてみたいと思えるものが何枚かあります。



上原ひろみは超絶技巧でノリの良いジャズピアニストです。CDはたくさん出してますがSACDで出ているものはあまりありません。これが目に付いたので買ってみました。まだ届いてませんが聴くのが楽しみです。CDよりリアルな感じで鳴ってくれるといいですが。

もう1枚はケイコ・リーのフラジャイルです。ケイコ・リーもたくさんCDを出してますがやはりSACDは少ないです。これはAmazonで試聴できますので、下のリンクをクリックして聴いてみてください。落ち着いた曲ばかりのアルバムなので聞きやすいです。ケイコ・リーの声はCDで聴いていますが、SACDではどういう声で歌ってくれるかに興味があります。


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SACDリッピングとDSD再生

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AudioGateでDSDデータを直接再生する


既に一部で話題になってますが、SONYのPlayStation3 PS3(初期型モデル)でSACDのDSDデータを取り出すことができるらしいです。


使える機種はPS3の初期型の中でも一番初期のもので、型番がCECHAxx、CECHBxx、CECHCxx、CECHExxのどれか、ファームウェアはV3.55以前のものだけです。これは、このモデルでだけSACDがサポートされていたからで、これ以後の機種では同じPS3でもSACDがサポートされていないので使えないというわけです。


最初にファームウェアを書き換えないといけないのですが、要領がわからずにやって失敗しても何の保証もありません。ファームを入れ替えたらSACD Ripperというソフトを入れて読み出します。デフォルトでは.dff形式のファイルとして書き出されます。オプションを指定して他の形式でも書き出せるようです。


取り出したDSDデータはDSDプレーヤーがないと再生できませんが、KORGから提供されているAudioGateというソフトを使うと再生できます(このソフトは無料で使えます。ソフトでなく、DSD再生機を使う手もあります)。 


今はDSDデータもネットで買えます。e-onkyoさんではDSD配信が始まっています。これからは最高の音を求めるならCD/SACDプレイヤーではなくDSD再生環境を整えたほうが良いかも知れません。


e-onkyo - DSD販売ページ
http://music.e-onkyo.com/artist/m101210_R.asp


DSDデータで持っていると、そこから容易に192kHz、176kHz、96kHz、88.2kHz、48kHz、44.1kHzに変換することができますので、たとえば192kHz対応のDACに入れて再生するということもできます。


ちなみに、PS3の初期モデルのうちファームウェア V3.15までの製品はLinuxをインストールして使うこともできます。ゲーム機として使うにはもったいないくらい高機能なマシンです。SACDリッピングはファームウェアをV3.55にしないと動かないのでLinuxと両立させるのは難しいかも知れませんが、PS3は安いので2台持ってそれぞれ専用機として使うのも良いかもです。

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新別府アンプ
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試聴会で鳴らしていた別府アンプです。詳細はわかりませんが全体が白いのできれいな印象を受けます。サイズは、アンプが乗っている台車の幅とほぼ同じなので、標準的なラックマウントの幅(480mm)くらいあると思います。明るい青の電源ランプもいい感じです。

別府アンプは、以前のモデルしか聴いたことがなかったですが、今回のアンプは当時のものとは違う音に聞こえました。解像度が高くなり、音の鮮度も高くなっています。音量を上げても詰まったところがありません。中を見てみたいところです。
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MSB Platinum DAC IV(2)
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MSB Platinum DAC IVの背面を見てみると外部クロック端子が付いています。上のユニットの右側の端子です。AEDIOさんによると、端子はあるものの今はわざと動かないようにしてあるそうです。安易に「外部クロックを入れてもあまり良くならないから」だそうです。やはりMSB DACの開発者は、内部に使われているクロックを直接ルビジウムに置き換えるくらいのことをしないとクロックを入れる効果が弱いことを知っているんですね。

DAC-2000にRubiClockを入れて使うときは、RubiClockから11.2896MHzを直接入れて動かしますが、一般的な機器のWord Clock端子では44.1kHzのような低い周波数で入れるようになっているので、DAC内部で使うクロックに変換する回路が必要になり、そこで精度が落ちてしまいます。

MSB DACの内部クロックは不明ですが、直接10MHz前後のクロックが入れられるならRubiClockが使えますので、さらに良くすることができそうな気がします。機会があればやってみたいですね。

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MSB Platinum DAC IV(1)
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MSB Platinum DAC IV

昨日の試聴会でもう1つ聴いてみたかったのがこのMSB DACです。これまでうちではDAC-2000にルビジウム・クロックを入れたり、ES9018搭載DACを聴いていましたが、最近、ディスクリートで組んだマルチビットDACを聴く機会があり、その音の違いを体験しました。方式だけの違いではないと思いますが、やはり100万円クラスのDACは魅力的な音を出します。今回の試聴会で使っていたMSB Platinum Signature DAC IVは180万円くらいの製品です。一番下が60万円、1つ上のSandardが80万円、Signatureが180万円、Diamondで270万円します。SignatureとDiamondは384kHz 24bit対応です。384kHzの音源はまだほとんどありませんが、いずれ出てきたときはこのDACが必要になります。

MSB製品はどれもディスクリートのマルチビットDAC方式というところが特徴で、マルチビットDACの音が楽しめます。

ES9018を使ったDACはマルチビットではありませんが回路としては最新で、チップの中にDACが8個内臓されており、ステレオで使うときは4個ずつパラに動かすことができます。最新DACらしく、音場の雰囲気がきれいに出て整った音です。それに対してディスクリートのマルチビットDACの音は力強さがあり、芯のあるしっかりした音が特徴です。フルオーケストラを大音量で鳴らしたときの迫力はマルチビットDACのほうが良く出ます。その場にいるかのような臨場感が味わえる音です。

Platinum Signature DAC IVはプリ機能を持っているので、デモではPCからUSBでDAC IVに入れ、そこから最新の別府アンプを通してダイヤモンドツイータ搭載スピーカーを駆動していました。これはとても贅沢な構成で、ショーなどでもなかなか聴けない組み合わせです。実際に操作している様子を見ていると、Signature DAC IVをプリとして使えるのは使い勝手が良くて便利そうです。PCで曲を選び、横に置いたDAC IVで音量調整するだけで音楽が楽しめます。Signature DAC IVとダイヤモンドツイータの組み合わせでは、全く違和感なく自然な音が出ていました。とてもエントリークラスの製品とは思えないクオリティを持っています。もっと注目されても良い製品だと思います。
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ダイヤモンドツイータ
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試聴会システム

AEDIOさん主催の「牛込オーディオ友の会」の月例会にお邪魔してきました。blogはこちらです。

今回のお目当てはいくつかあるのですが、一番聴きたかったのはダイヤモンドツイータです。Accuton製のツイータで、製品そのものは数年前から販売されていますが音を聴くのは今回が初めてです。

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振動板のダイヤモンド部分を見てみると透明で厚いガラスのようにも見えます。音は、これまで聴いたどのツイータとも違う音で、全くと言っていいほど癖がありません。細かい音が実に良く出ますし、誇張した鳴り方もしません。この音を聴いてしまうと、他のツイータはどれも固有の癖があることがわかってしまいます。高価ですがそれだけの価値はあります。

今回は出していませんでしたが、同じシリーズのミッドレンジユニットもあり、両方を組み込んだスピーカーでは中域から上が本当に癖のない音になるそうです。システム価格はさらに上がりますが一度聴いてみたい音です。

ダイヤモンド振動板は作るのが難しいのでなかなか値段は下がらないと思いますが、将来手が届く値段になるとうれしいです。良い音を聴かせていただいたAEDIOさんに感謝です。
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SLITの時代2011
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2009年4月1日にSLITの時代というタイトルで紹介しましたが、しばらくぶりに各社のアンプを見てみると、スリットを入れるメーカーが増えています。2009年当時はMarantzとLuxだけでしたが、いつの間にかEsotericとAccuphaseもアンプにスリットを入れています。マランツは最近の機種でもスリットを入れ続けているので、もうスリットを入れることによる音の良さを確信しているようですね。

2年前から効果はわかっているのに、なぜバクーンはやらないんでしょう。スリットを入れようと思えばケース加工だけで済むので、ケース図面にスリットの指示を書き込めば終わりです。スリットを入れるのにかかる追加コストはほとんどタダです。やらない理由はないと思うのですが。

SATRIアンプのユーザーでスリット加工を希望される方はご連絡いただければ加工致します。手作業でやりますので見た目はきれいではありませんが、渦電流をカットした効果がわかると思います。アンプの蓋を開けて音を出すと開放的な音がしますが、それに似た変化です。アンプの蓋をずっと開けておくとホコリが入りますが、スリットならその心配はありません。大手メーカーが採用したやり方ですので、効果は信用していただけると思います。

SATRIアンプに標準でスリットを入れてほしいとお考えの方はバクーンに直接ご要望を出していただければと思います。お客様の強い要望があればスリット付きのSATRIアンプが発売されることになるでしょう。
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オーディオと生演奏の違い
8/21、22の2日間、「すみだストリートジャズ・フェスティバル」が開催されています。

明日の22日は日野輝正、中本マリ、椎名豊トリオが来るそうですが、さすがに人気プレーヤーなので整理券を取らないと入れないらしいです。このイベントのことは事前に知りませんでしたが、たまたま錦糸町を通りかかったとき、うまいJAZZ演奏が聞こえたので行ってみたところ、若手のプレイヤーが演奏していました。顔も名前も知らないプレーヤーばかりでしたが、ドラムス、ベース、ピアノ、ギター、サックスと全員本当にうまい。後で聞いたところ、全員プロで毎日あちこちのセッションに参加しているミュージシャンだそうです。プロの生演奏を数メートルの距離で聴ける機会はなかなかないので貴重な体験でした。

生演奏を聴いていても、そこはオーディオマニアの性で、オーディオ装置から出る音と比較して聴いてしまいます。昔は生演奏を聴いてから家に帰って自宅の装置の音を聴くと差があり過ぎて嫌になるほどでしたが、今はSATRIアンプのおかげもあって、音質の部分で大きな違いは感じません。ただ、絶対的に違うのは、「生の質感」と「生演奏の音圧」、それと「感動」です。

数メートル手前でがっちり叩いたドラムスの音圧は私の腹に響いてきますし、各楽器の生音の質感は今のオーディオに足りないのを感じます。この音圧を再現するには、レイオーディオのRM-7Vのような大型のホーンシステムでも持ってこないと無理な気がします。「生の質感」は、生録音したままの音源にはある程度入っていますが、それでも現在のマイクで拾える音ではまだ足りない気がします。生音のダイナミックレンジと音圧、質感をそのまま記録できるマイクはまだないのだと思います。

すみだストリートライブの演奏は、外ですし、お客さんや通行人がいるのでノイズも多く、音響的に良い場所とは言えないところで演奏しているので、オーディオ的に良い音ではありません。オーディオ評論ではよく「各楽器の分離が良い」とか言いますが、生演奏は近くに並んで演奏しているので、楽器の分離なんか良くありません。ごちゃごちゃです。「シンバルがきれいに上に伸びている」ということもありません。しかし、ただひたすら「生のシンバル」を感じます。いわゆる「オーディオ的にきれいな音」ではないんですね。オーディオ的にきれいではないけれども、その代わり「演奏中に体が演奏者といっしょに動いてリズムを取ってしまい」、演奏が終わると「感動」して拍手をしてしまう。それが生演奏でした。オーディオでこの体験ができるのはいつだろうと考えた日でした。
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欲しくなるケース

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自作などに向くきれいなケースを見つけました。簡単な電子工作をしてそれを箱に収めて使いたいとき、ちょうどいいケースが欲しくなります。秋葉原ならケース屋さんがあるのでちょっと行って欲しいサイズのケースを買ってくることができますが、秋葉原でもあまりおしゃれなケースはありません。色も黒とアルミ色だけです。つまみなども同じです。これらを使って自作アンプなどを作ると、いくら音が良くても良さそうに見えません。見栄えのしないケースとつまみでは、市販のアンプのような高級感は出ません。そう思っていたところ、きれいなケースが手に入りました。写真はサンプルでいただいたケースですが、きれいなシャンペンゴールドのアルミ仕上げになっています。サイズは15cm角くらいです。小型アンプやヘッドホンアンプなどを収めるのにちょうど良いサイズです。その下にあるアンプのパネルがヘアラインにシルバー・アルマイト仕上げですので色の比較ができると思います。

 
色合いは質感はデジカメではなかなか出にくいです。実物はもっと光沢があり、きれいです。次の写真は蓋を開けたところですが、たまたま光の加減が良く、実物に近い色が出ています。このケースはできるだけネジを使わずに固定できるはめ合い構造になっています。


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アルマイト処理は青や赤など、ほとんどの色を出すことができるので、注文すれば好みの色が出せます。


角度を変えて、正面パネルに光を当てて見たところです。

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これくらいきれいだと、セイデンのアッテネータを使ったパッシブアッテネータ用の箱にも良さそうです。


普通はこれに自分でアッテネータ用の穴や、RCAジャック用の穴を開けて使いますが、自作で一番面倒なのが穴開け作業ですが、指定すれば穴開けもできます。もっと大きなサイズのケースも作れますし、オーディオ用パソコンを自作するときに使えるサイズのケースなども注文があれば作れます。


今までこういうきれいなケースを個人で手に入れるのは難しかったので、けっこういいと思います。興味のある方はご連絡下さい。1台からお見積り致します。

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カーボンシートをツイーターに貼る

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illusion Junoのリングツイーターにカーボンシートを貼る

 
カーボンシートが少し余ったので何に使おうかと考え、前にやってみたかったことを思い出してツイーターのフレーム部分に使ってみました。illusion Junoにはリングツイーターが使われています。このツイーターは音場感が良く出るので、小型で安価なのに、フルオケの奥行もきちんと出て、クラシック用としても良いスピーカーです。


ツイーターとしてはきつさがなくて、バイオリンの細かい音まできれいに再生しますが、優しい音なのでJ-POPやJazzでは「もう少し元気でメリハリがあってもいいかな」と思うところもあります。


ツイーターのフレームは、振動板から高域が出て周囲に広がり、反射する部分なので聞こえ方に影響する部分です。この部分にカーボンシートを貼ったことはまだなかったので、どういう音になるかやってみました。カーボンシートの残りが少ししかなかったのでフレーム全体に貼る形にはできませんでしたが、実験なので良しとします。中央の部分を大きめに空けてあるのは、フレームのこの部分が緩やかにカーブしながら凹んでいるからです。振動板から出た音がきれいに拡散するために必要な部分です。ここを覆ってしまうと特性そのものが変わってしまうので、平面になっているところまで大きく穴を空けてあります。


「薄いシート1枚貼ったくらいでそんなに変わったりはしないだろう」と思いましたが、驚いたことにかなり変わります。これは体験してみないとわかりませんね。元のフレームの表面はわざとザラザラした仕上げになっています。高域をランダムに拡散させるためかも知れません。それに対してカーボンシートはツルツルで表面は少し固いです。そのせいか、中高域の細かい音がきれいに出るようになります。声のメリハリも出てきて、ボーカルものはこちらのほうがいい感じです。元々のリングツイーターの音は質はいいのですが出しゃばる音ではなかったので、その部分が少し改善されたようです。この違いは特性にはほとんど影響ありませんので、好みの範囲です。両面テープで軽く貼るだけで良いので、気に入らなければすぐ元に戻せるのもいいところです。


illusionスピーカーのオプションとして、好みに合わせて付けたり外したりして遊べると思います。この実験は当たりでした。


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左:オリジナル 右:ツイーターのフレームにカーボンシート付き

 

 

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CDにもカーボンシート

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銅板トランスポート(CT-1010)用スタビライザー(左:表、右:裏)


銅板トランスポート用のスタビライザーに、ワンオアエイトカンパニーさんのカーボンシートを貼ってみました。これは、カーボンインシュレーターに使われているものと同じ素材ですが、それをシート状にしたものです。ハサミで切れるくらい薄いですが、カーボン繊維で織ってあるので細かい部分はカッターでないときれいに切れません。


上の写真右側がCDと接触する裏側です。この部分にカーボンシートを貼ります。内側の凹んでいる部分は空けなければいけないので、外形と内径を測り、紙に原寸の図を描いてカーボンシートに重ねて切ります。シートなどを丸く切ることができる文房具も売られていますが、今回は実験なので外側はハサミでカット。内側はハサミでは無理なのでカッターで丁寧に切り取りました。良く見ると外周に凸凹がありますが一応使えます。


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カーボンシートを貼る


生録音のCDを聴いてみると、中音から中低音にかけてしっかり出てきます。これけっこういいかも。カーボンシート1枚入れただけでも効果ありますね。このスタビライザーは磁石になっていますので、これ以上シートが厚いと本体の接合部との距離が離れ過ぎ、磁力が弱くなりそうなので、これくらいの厚さがちょうどいいようです。

 

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Jazz専用スピーカーJZ-1

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マインズカンパニー JZ-1


マインズカンパニーさんから発売されたJazz専用スピーカーJZ-1です。Jazz専用と言い切るところが割り切っていていいですね。昔に比べると最近のスピーカーはあまり癖を出さないように作られていて「面白くない」と思っている方もいるのではないかと思います。


Jazz専用と言っても、JZ-1は昔のスピーカーほど荒っぽい音というわけではなく、「もっと音のエッジをしっかり出したい」「前に出てくる勢いをもっと出したい」という意図で作られています。そのため、重い低音はあまり出さない音作りになっています。ウーハーは16cmで軽いコーンを使っていて、箱も大きめですが、重いと感じるような低音は出ません。illusionのスピーカーと比較しても箱が大きいのがわかると思います。

JZ-1B.jpg illusionスピーカーは、最も小さいJunoでもたっぷり低音が出ます(illusionスピーカーはそういうコンセプトなので)が、勢いという点からは確かにJZ-1のほうが良く出ています。


illusionに比べ、能率も92dBと高めです。illusionが86dBですから、アンプの出力は1/4で済みます。同じアンプなら、その分大きな音が出せるわけです。


ウーハーの中心には紙のセンターキャップはなく、代わりにアルミ削り出しの凹面鏡のようなキャップが付いています。コーンは動いてもこの部分は動きません。アルミ部分とコーンの間がほんのわずか空いていて接触しない構造になっています。


ツイーターはチタン振動板です。そのせいか、シンバルが勢い良くシャンシャンと出てきます。まさにJazzを聴くにふさわしいスピーカーと思います。


箱の組み立てからユニットの取り付けまで手作りで、まじめに作ってあります。


箱にもこだわっていて、普通のスピーカーならMDFを使って安くあげるところを、松や楢(なら)の集成材を使って響きの良さを出そうとしています。MDFはお世辞にも木の響きが良いとは感じませんが、箱とユニットの自然な鳴り方を重視するとこうなるのでしょう。板の厚みも充分あります。背面にはバスレフポートが2つ付いていますが、ポートの口を吸音材で塞いであるので、普通のバスレフではなく、ダンプして半分密閉に近い動作をさせているようです。このようにして、エッジのキレを出しているように見えます。


JZ-1は三ヶ月ほど秋葉原にありますので、試聴したい方はおいで下さい。いつも聴いているCDをお忘れなく。

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桜無垢ボックス使用フルレンジスピーカー

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写真左のスピーカーが、先週試聴に持ち込まれたもので、桜無垢の単板を使ったフルレンジスピーカーです(右はillusion Juno)。フルレンジのサイズはJunoのウーハーとほぼ同じ10cmです。アルミコーンのフルレンジのせいか、シンバルの金属を叩く感じがとても良く出ます。低音はJunoに比べるとあっさりしています。フルレンジでネットワークが入っていないのであまり欲張って出そうとしていない感じです。このフルレンジスピーカーと比べると、Junoは低音出過ぎというくらいたっぷり出ます。


価格はペアで¥172,000(税込)と、Junoの倍近いですが、桜の単板で精度良く作り上げるところが難しいそうです。単に組むだけなら木工が得意な人でもできますが、使っている間にソリが出てくるので、それをどう抑えるかが隠れたノウハウとのことです。これを作ったのはプロの木工屋さんで、その腕を活かして作ったそうです。ユニットの落とし込みもきれいにできています。


桜の単板を使ったスピーカーで製品になったものはたぶんないと思います。単板は作りにくいことと、価格が高くなるのでなかなか使いにくいですが、自然な木目の美しさと、質感、それと桜材でないと出ない響きを出したかったそうです。


桜の単板を使ったスピーカーということで、大変珍しいと思います。この箱の価値がわかる方にお勧めします。ちなみに、このスピーカーの製作者はフリージャズ系の音楽を好み、特性よりも「音の躍動感」を重視しているとのことです。箱は手作りですので、ユニット変更もできるそうです。興味がある方はお問い合わせ下さい。

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ドライカーボンインシュレーター(2)

6月5日に紹介したワンオアエイトカンパニーさんのドライカーボン・インシュレーターですが、さっそくAV Watchで取り上げられました。


AV Watch - ドライカーボン記事
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20090604_212483.html


注文も掲載直後から入ってきているそうで、良かったです。


ところで、先日見せていただいたサンプルの他に、いろいろ試作品を作っているということで、そちらも見せていただきました。

DryCarbonSample2.jpg


どれも、直径4cmくらいあります。高さは1cmくらいです。右下の四角いインシュレーターは銅板入りですが、銅板が挟んであるのがわからないように、横もドライカーボンで覆ってあります。ドライカーボンだけのものと比べると区別がつきませんが、持ってみると銅板入りのほうが重いのですぐわかります。


左の丸いのはドライカーボンだけの試作品です。インシュレーターと言うと丸いものが多いので作ってみたそうです。


右上の断面が白っぽくなっているのはガラス繊維を混ぜたもので、ドライカーボンだけのものより硬い音がします。よくアンプ基板に使うガラスエポキシに似ていますが、ドライカーボンとの混合なので、また少し性質が違うようです。


黄色のインシュレーターはケブラー繊維を使い、ドライカーボンと同じ行程で作ったものです。これは作ってはみたものの、色が変わりやすいそうで、製品にはならないと思われます。


これらはどれも試作品なのでそのまま販売されるかどうかわかりません。でも、欲しいものがあればリクエストすると売ってくれるかも知れません。


おっと、もう1つ、三角形の試作品もありました。丸いドライカーボンインシュレーターの上に置いた状態です。


DryCarbonSample3.jpg

 
丸いインシュレーターに少し凹みを付けて、三角形のインシュレーターがぴったり納まるようにするのも良いかも知れません。三角形のインシュレーターを逆向きにして、アンプの足として使った場合は、丸いインシュレーターの中央で受けられるようにするのも良さそうです。


これ以外にもまだいくつか試作品がありました。今後の商品展開が楽しみです。

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ドライカーボンインシュレーター・サンプル発売

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以前紹介したワンオアエイトカンパニーさんから、限定でドライカーボンインシュレーターのサンプ ルが発売されています。「お試しセット」ということで、だいぶ安いなあと思っていたところ、お試しセット用の実物を見せてもらいました。上の写真だけでは大きさがわからなかったですが、やはり製品よりちょっと小さいです。


こんな大きさです。


DryCarbonSample.jpg

 

正規品はこれの倍くらいの大きさです。このサイズだと、小型アンプの足としてちょうど良いくらいです。SCA-7511Mk2-SPに付けるならこれくらいが良さそうです。小さいとは言え、3種類のインシュレーターを安く比較できるチャンスはあまりないので試してみるのも良いと思います。


一般に、CDプレーヤーやLPプレーヤーに合うインシュレーターと、アンプやスピーカーに合うインシュレーターは違うので、実際に使ってみないと本当の良さはわかりません。どれがどの機器に合うか確認できたらどの製品を買えば良いかわかります。インシュレーターのようなアクセサリーは毎月どれかの雑誌に載るくらいたくさんありますが、雑誌の評価記事を読んでも自分が気に入る音かどうかはわかりません。お試しセットで実際に聞いてみればどれが良いかはっきりわかるので、雑誌記事を読んで買うよりずっと信用できます。


ちなみに、銅板を挟んだインシュレーターは接着剤を一切使わないでぴったり接合しているそうです。こういうところにノウハウがあるんですね。

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まとめ
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