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オーディオショップ『試聴屋』オーナーが個人的な日記を書いています。
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ホーンにもリングツイーター
ScanRing.jpg
ホーンシステムにリングツイーターを組み合わせ

illusionスピーカーにリングツイーターを使っている関係で、最近何かとリングツイーター関係の話題があるとが目に止まります。Katyanのオーディオ・ビジュアル・ルームというblogを見てましたら、なんとホーンシステムのツイーターにScanSpeakのリングツイーターを付けていました。この方は、MySpeakerで測定しながら特性を確認しているのでうまく調整できているようですが、本格的なホーンシステムに実際にリングツイーターを入れて使っている人がいることを知って、「やはりリングツイーターはホーンにも合うんだな」と思いました。というのも、illusionスピーカーでリングツイーターの音を聞いた限りでは、音の出方に指向性があってホーンドライバーに似ていると思ったからです。ホーンドライバーほどきつくはありませんが、ドーム型とホーン型の中間くらいの感じです。エール音響とゴトーのツイーターをScanSpeakに替えたようですが、ScanSpeakのほうが優しく耳当たりがいいところが気に入ったのかな?と思いました。音の鮮度ではエール、ゴトーのほうが上だと思いますが、その辺は好みの差かと思います。

MySpeakerの特性を拝見すると、高域を少し下げるように調整しているようです。特性を調整するとき、試聴位置で少し下げるようにするか、フラットになるようにするかは未だに議論されていてなかなか結論が出ていません。

たとえば、測定器を使わず、聴感だけでグライコを調整して聞きやすい音に調整した後測ってみると、たいてい高域が下がった特性になります。聞きやすい音というのはそういうバランスなのかな?と思ってしまいますが、測定しながらフラットなバランスになるように調整して同じ曲を聴いてみると、それはそれで悪くないと思います(でもアンプがきつい音だとダメかもしれません)。耳というのはけっこうそのときの状況で変わるものです。昼に調整してうまくバランスが取れたと思っても、夜、まわりが静かになってから聞くとまだちょっとおかしい気がしたりします。そこでまた少しいじるということを繰り返してしまいますが、測定しながら追い込んで行くと最初からほぼうまく調整できます。後から直すとしてもほんの少しで済みます。また、元に戻すのも簡単です。

ラジオ技術の最新号に、1982年頃の古い記事が再掲されています。テーマがちょうどこの話題で、フラットに調整したほうがいいのか悪いのかということで座談会形式でいろいろ話しています。その記事では結局結論は出なかったのですが、部屋の壁の反射を考慮しないならフラットにしたほうが良く、部屋の反射を考慮するならその分を考慮して高域を少し下げたほうが良いということのようです。

最初は、部屋の反射音も測定マイクで拾うのだから、測定した状態でフラットに調整しても良いのではないかと思いましたが、測定マイクの特性をよく見てみるとそうでもないことがわかりました。測定用マイクは無指向性ですが、名前の通り完全に無指向かというとそうでもなくて、横方向から入る音の感度は少し低くなっています。正確に言うと、斜め60度より角度が大きくなるに従って少しずつ感度が落ちています。ということは、壁に反射して入ってくる音は少し少なめになるということです。大体の目安としては10kHzくらいから落ち始めて、20kHzで数dB落ちるくらいがちょうど良いように思います。もっともこれは大雑把なやり方なので、正確にやるなら横方向からの感度も落ちない無指向性マイクを使ってフラットになるように測れば間違いないはずです。

かなりデッドな部屋や、録音スタジオのように反射まで考慮して作ってある部屋ならフラットに調整しても良いかもしれませんが、リビングルームや洋間などでは壁の反射が大きいのでどの程度高域を落とせばいいかはっきりしないので、その辺は聴感で調整するしかないような気もします。

リングツイーターは指向性がありますので、測るときは軸上にまっすぐマイクを立てて測らないといけませんが、ドームツイーターの場合は少しくらいずれてもいいので測るときは気楽です。

それにしても、本格的なホーンシステムにリングツイーターが合うことがわかっただけでも参考になるblogでした。illusionスピーカーにリングツイーターを採用したのも間違っていなかったと気を強くしました。
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まとめ
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