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オーディオショップ『試聴屋』オーナーが個人的な日記を書いています。
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AMP-31

AMP-31.jpg
AMP-31 (BP社から内部写真公開許諾済み)


 SATRIアンプの韓国モデルAMP-31です。SCA-7511Mk2とほぼ同じ回路にリモコンボリュームを搭載した構成と聞いていましたが、音を聴くとどうもそれだけではなさそうです。SCA-7511Mk2と比較しても明らかに音が違います。純正のSCA-7511Mk2はアッテネータを搭載しているので高解像度な音ですが、AMP-31はボリュームなので解像度は緩いですが、中音から下がぶ厚く出てきます。どういう音楽でもこのバランスは変わりません。小型なのに大型アンプのようなゆったりとした鳴り方です。とても同じ回路のアンプとは思えません。


 何が違うのかと思って開けてみたところ、主に部品が違っています。OSコンは同じですが、抵抗はDALEですし、出力FETは最初からEXICONが使われています。電源の電解コンはBP製アンプに良く使われているAXコンとは違う電解コンです。電源トランスは見ての通りトロイダルです。配線材料は、見たところそれほど変わったものではなさそうですが、ビニール線ではなくテフロン被覆の線のようです。ボリュームはリモコンにするため、よくあるアルプス製のモーター付きボリュームです。


 これだけ部品が違いますから音も違って当然なのですが、このぶ厚いバランスの音は今までの小型SATRIアンプでは聴いたことがなかったのでちょっと驚きでした。他に違うところと言えばケースですが、これは簡単に交換してテストするわけにはいかないので推測するしかありません。ケース材料を厚手にすると音もしっかりしてくるのは経験しています。AMP-31のケースは、天板と底板が8mm、背面が4mmのアルミを削ってぴったり合う形にしています。前面パネルは両サイドに丸みを持たせるため、20mm厚のアルミを削り出して作っているようです。これ、ケースだけでもけっこうお金がかかってます。


AMP-31remocon.jpg

 

 リモコンが付いてますが、これもプラスチック製ではなく、アルミ削り出しケースです。小さいのにずっしり重いリモコンです。これで電源ON/OFFと入力切替、ボリューム調整までできます。本来の電源スイッチは背面に付いていますが、リモコンで電源ON/OFFするため完全に電源を切ってしまうわけにはいかないので、背面の電源スイッチは切らずに使う仕様になっているようです。なので、前面パネルの電源スイッチは、切ってもスタンバイ状態になっています。


 実直に高解像度を狙う方向ではなく、「聞きやすく、雰囲気のいい音楽を奏でるアンプにしたい」という意志が伝わってくるアンプです。

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