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オーディオショップ『試聴屋』オーナーが個人的な日記を書いています。
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オーディオと生演奏の違い
8/21、22の2日間、「すみだストリートジャズ・フェスティバル」が開催されています。

明日の22日は日野輝正、中本マリ、椎名豊トリオが来るそうですが、さすがに人気プレーヤーなので整理券を取らないと入れないらしいです。このイベントのことは事前に知りませんでしたが、たまたま錦糸町を通りかかったとき、うまいJAZZ演奏が聞こえたので行ってみたところ、若手のプレイヤーが演奏していました。顔も名前も知らないプレーヤーばかりでしたが、ドラムス、ベース、ピアノ、ギター、サックスと全員本当にうまい。後で聞いたところ、全員プロで毎日あちこちのセッションに参加しているミュージシャンだそうです。プロの生演奏を数メートルの距離で聴ける機会はなかなかないので貴重な体験でした。

生演奏を聴いていても、そこはオーディオマニアの性で、オーディオ装置から出る音と比較して聴いてしまいます。昔は生演奏を聴いてから家に帰って自宅の装置の音を聴くと差があり過ぎて嫌になるほどでしたが、今はSATRIアンプのおかげもあって、音質の部分で大きな違いは感じません。ただ、絶対的に違うのは、「生の質感」と「生演奏の音圧」、それと「感動」です。

数メートル手前でがっちり叩いたドラムスの音圧は私の腹に響いてきますし、各楽器の生音の質感は今のオーディオに足りないのを感じます。この音圧を再現するには、レイオーディオのRM-7Vのような大型のホーンシステムでも持ってこないと無理な気がします。「生の質感」は、生録音したままの音源にはある程度入っていますが、それでも現在のマイクで拾える音ではまだ足りない気がします。生音のダイナミックレンジと音圧、質感をそのまま記録できるマイクはまだないのだと思います。

すみだストリートライブの演奏は、外ですし、お客さんや通行人がいるのでノイズも多く、音響的に良い場所とは言えないところで演奏しているので、オーディオ的に良い音ではありません。オーディオ評論ではよく「各楽器の分離が良い」とか言いますが、生演奏は近くに並んで演奏しているので、楽器の分離なんか良くありません。ごちゃごちゃです。「シンバルがきれいに上に伸びている」ということもありません。しかし、ただひたすら「生のシンバル」を感じます。いわゆる「オーディオ的にきれいな音」ではないんですね。オーディオ的にきれいではないけれども、その代わり「演奏中に体が演奏者といっしょに動いてリズムを取ってしまい」、演奏が終わると「感動」して拍手をしてしまう。それが生演奏でした。オーディオでこの体験ができるのはいつだろうと考えた日でした。
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