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オーディオショップ『試聴屋』オーナーが個人的な日記を書いています。
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Antelope OCXとRubiClockを組み合わせる
AntelopeOCX1.jpg

Antelope Isochrome OCXとRubiClockを組み合わせてMR-2000Sをワードシンクで駆動しているところです。RubiClockを使っていただいているお客様から「Antelope OCXにRubiClock(10MHz)を入れてもロックしない」ということで、チェックさせていただくことにしました。

症状は、Antelope OCXにRubiClockから10MHzを入れると10~20秒くらいの間ロックLEDが点灯するのですが、その後点灯しなくなり、外部入力の10MHzが切り離されて内蔵のクロックで動いてしまいます。Antelope純正のクロックは持っていないのでOCX自体の調子が悪いかどうかは確認できません。OCXの規格を調べると10MHz入力端子は75Ω1Vppを入れれば動くようになっています。なので純正のクロックはこの規格でつないであるはずです。そこでRubiClockもこの規格に合うように変更すれば動くはずということでやってみたのですがそれでも動きません。原因がわからないので、経年変化でOCXの調子が悪くなっているのではないかと思いましたが純正のクロックをつないで確認することができないのではっきりした原因がわかりませんでした。

最後の手段として、OCX内蔵クロックの周波数を正確に測ってみることにしました。この周波数が10MHzより大きくずれていればRubiClockの10MHzとうまく同調できず、ロックできないはずです。クロックカウンタで測ってみたところ10MHzよりわずかに低い周波数になっていました。同じクロックカウンタでRubiClockの10MHzを測るとほぼ正確に10MHzが出ています。ロックさせるためにRubiClockの周波数をわざと少し下げてOCXと同じ周波数にしてからつないでみると、

みごとにロックしました。
AntelopeOCX2.jpg

これで動いたのはうれしいですが、本来はRubiClockが出す正確なクロックに合わせてOCXの内部クロックが同期して動くべきです。OCXの回路が同期できる範囲を超えていたためにうまくロックできなかったことがわかりました。市販のルビジウムクロックは10MHz固定で全く可変できないものがありますが、それらを使っていたらこのような場合動かないはずです。OCXの個体差もありますから動く場合もあるでしょうが、動くか動かないかは「つないでみないとわからない」という状況だと思います。でもRubiClockならこのような場合でも同期して動かすことができます。


せっかく同期して動くようになったのでKORG MR-2000Sにつないで鳴らしてみました。

RubiClock(10MHz) → Antelope OCX(10MHz同期、44.1kHz出力) → MR-2000S Word Sync IN から44.1kや176kサンプリングのソースを再生し、デジタルドメインのD-1a DACからSATRIアンプ x 2台でバランスで受けてスピーカーに出すという構成です。

この組み合わせでは、RubiClockの正確さは多少感じられますがAntelope OCXの音が支配的になるように聞こえます。RubiClockを外し、Antelope OCX単体で動かすとルビジウム・クロックがない分、さらに柔らかい音色になります。

今度はAntelope OCXを外し、RubiClockの周波数を11.2896MHzに変更し、1/256の44.1kHzを直接MR-2000Sに入れて鳴らすと、シャープで切れが良く正確な音に変わります。ルビジウムモジュールから単純に分周しただけのシンプルな構成にしたほうがルビジウムクロックの良さを味わうことができると思います。


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