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SATRI-V11.1基板
SATRI-V11_1board.jpg
SATRI-V11.1基板

バクーンからSATRI-V11.1基板が出ました。これで他のSATRIアンプもV11が搭載できるようになりましたが、搭載するにあたっていろいろ問題があって、簡単にどのモデルにも乗せられるというわけにはいかないようです。


1つはサイズの問題です。部品の大きさから大体のサイズがわかると思いますが、これ、モノラル基板です。ステレオアンプに入れるには2枚使わないといけないですが、この基板を2枚入れるスペースが取れないと組み込めません。


2番目は熱の問題です。SATRI-V11.1は、終段バッファに供給するBIAS電流を安定化する回路ですが、終段は一番電源を食う部分ですのでV11.1回路にも多くの電流が流れて熱が出ます。放熱させるにはヒートシンクに取り付ける必要がありますので、ヒートシンクの空き部分にこの基板が入らないと取り付けられません。


3番目は電源の問題です。V11.1は電源をけっこう使います。そのため、搭載されている電源トランスから、今まで使っていた電流の半分くらいの電流を奪います。そうするとアンプに供給する電流が不足してしまうので、片方のチャンネルを止めてモノラルにしないといけなくなります。V11.1用に別途電源を用意すればこのようなことをしなくても済みますが、けっこう大きな電源トランスと電解コンデンサユニットを使います。それらを別ケースに入れて組み立てるとなると、かなり高くついてしまいます。


4番目は組み込み費用の問題です。メーカーでは、モノラル基板 x 2枚と組み込み費用合計で20万円という価格を付けています。50万円以上のアンプに組み込むなら妥当な金額と思いますが、10万~20万円台のアンプに入れるにはちょっと割高に思えます。「本体と同じ、またはそれ以上の費用を払ってもV11.1を組み込む価値があるか」と言われると、ちょっと返答に困りますね。V11.1を入れた音は確かに正確になるので効果があることは間違いないですが、費用がかかり過ぎるとなるとやはり考えてしまいますね。


現在の機種の中で、組み込める機種はというと、AMP-5513とAMP-5511Mk2くらいです。AMP-5514もできそうですが、V10基板や出川式電源などが既に組み込まれていた場合は取り付けスペースがないのでダメということになりそうです。組み込める場合でも、AMP-5513はA級→AB級になりますし、AMP-5511Mk2とAMP-5514はステレオからモノラルになってしまうので、2台ないとステレオ用に使えません。


というわけで、いろいろと制限がありますが、自分が持っているSATRIアンプに何とか組み込んでみたいとお考えの方はご連絡ください。


それから、既存のSATRIアンプにV11.1を組み込むと高くなってしまうので、もっと安価に作れるSATRI回路にV11の基本回路を追加した基板ができないか検討中です。こちらも興味のある方はご連絡ください。今の段階では何も約束できませんが、欲しい方が大勢集まれば製品化できるかもしれません。
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