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illusionスピーカーのインピーダンス
illusionWoody7impedance.gif
illusionスピーカーのインピーダンス特性

illusionスピーカーのインピーダンス特性を測ってみました。このデータはSoundTesterとMySpeakerではなく、別の測定器で測っています。SoundTesterとMySpeakerでも同様のグラフは表示できますが、MySpeakerのインピーダンス測定機能では絶対値を測ることができないためです(一番低い部分のインピーダンスは、測定するスピーカーの公称値を入力することになっています)。

illusionスピーカーの公称値は、6Ωユニットを使っているので6Ωのはずですが、実測では5Ωを切っています。直流抵抗が4.5Ωなので、これ以下にはなりませんが、公称値から見ると1.5Ωも低いので、駆動するアンプには十分な余裕が欲しいところです。

ちなみに、「公称6Ω」と言う場合の6Ωは、一番低いところのインピーダンスを指します。高いところのインピーダンスや全体の平均値を公称インピーダンスとは言いません。

illusionスピーカーは国内で設計・製造しているので、細かい注文にも応じられますし、スピーカーの特性を追い込むためネットワーク設計も細かく調整することができます。音作りも、海外製のスピーカーと違い、日本人好みの自然な音に仕上がっています。

低域にインピーダンスの山が2つあります。これは元々1つの山ですが、バスレフを付けることで中央が潰されて両側が残った状態になっています。グラフを見ると、70Hzで一番低くなっていますので、バスレフの中心周波数が70Hzに設定してあることがわかります。

もう1つ、1.6kHzに大きな山があります。これはウーハーの自然な特性ではなく、コイルを追加しているために出来た山です。ウーハーの高域成分が出過ぎるため、それを落としてフラットになるようにするために入れています。ツイータのクロスが2.2kHzなので、2.2kHzより上はツイーターのインピーダンス特性を見ています。

小型2ウェイスピーカーで上から下までできるだけフラットな特性を得ようとすると、ネットワークを工夫しないとなかなか良い特性が出せませんが、illusionスピーカーはネットワークをうまく調整して良い特性を出していることがわかります(より詳しい特性図は明日掲載します)。

ところで、インピーダンスが20Ω以上に上がっている帯域はアンプから見ると大きな負荷に見えます。通常、アンプの負荷は8Ωや4Ωの抵抗を付けたとき、何ワット出るかを表示しています。たとえば、8Ωで50Wのアンプなら16Ωでは半分の25Wしか出ません。32Ωではさらに半分の12.5Wまで落ちます。illusionスピーカーの場合、40Hzと1.6kHzで30Ωまで上がっていますので、50Wアンプを持ってきてもこのインピーダンスが高い帯域に限って言えば15Wくらいしか出ません。

よく、「鳴らしやすいスピーカー」、「鳴らしにくいスピーカー」という言い方をしますが、スピーカーのインピーダンスが公称インピーダンスよりずっと高いところにある帯域はアンプが駆動しにくいわけですから「鳴りにくい」と感じます。

このように、実際に出力が出なくてあまり鳴っていないように聞こえる場合と、ボリューム感を感じる帯域(中低音~中音)があまり出ていない場合も「鳴りにくい」と感じますので、人間の感覚で「鳴りにくい」と思うときは、この両方を聴いて判断していると考えられます。

インピーダンスを測ってみるだけでもけっこういろいろなことがわかると思いませんか?
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