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オーディオショップ『試聴屋』オーナーが個人的な日記を書いています。
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illusion Image(2)
Magico-LLCMini.jpg

MAGICOのMiniというスピーカーがあります。エレクトリ扱いで値段は\2,800,000です。1本140万円します。このスピーカーは7インチの金属振動板ウーハーとScanSpeakのリングツイーターの2ウェイです。illusion Imageとよく似たサイズです。箱はバーチ材の水平積層型で凝っています。積層タイプの箱はこのように丸い形が作りやすい点が良いのですが、製作に手間がかかります。その点が高コストになっている1つの理由かと思いますが、もっとローコストでこれと同等の音が出せないかと言われればillusion Imageで出せると思います。


ツイーターを、標準搭載のマグネシウムドームからScanSpeakのリングツイーターに変更すればほぼ同等の音になります。ScanSpeakのリングツイーターはトップクラスの値段ですので、これに交換するとその分高くなりますが、それでもMAGICO Miniに比べれば1/7くらいで済みます。

illusionImage2.jpg
illusion Imageでツイーターをリングツイーターに交換(オプション)


ご注文があれば特注品として製作できますので興味のある方はメールでお問い合わせください。


ちなみにMAGICIのオーナー、Alon Wolfさんの会社ではホーンドライバーを使った大型スピーカーが得意で、その中のいくつかの機種にはエール音響のドライバーが採用されています。MAGICO Miniにリングツイーターを採用したのは、ホーンに近い音を出してくれるツイーターだったからというのも理由の1つではないか?と推測しています。


小型2ウェイ構成で、ツイーターの代わりにホーンを搭載することもできなくはないのですが、MAGICOもエールもまともなホーンしか使わないので、安易に適当なホーンを搭載しないのですね。「まともな」というのは、帯域の問題があるからです。このような小型2ウェイではウーハーとツイーターを2kHzあたりでクロスさせますが、2kHzから上を1個のドライバーでカバーできるホーンは原理上作れません。簡単に言うとホーンはラッパなので、ラッパの大きさにちょうど共鳴する周波数で一番大きな音が出ます。ラッパというのは、その周波数を中心に、上下2オクターブくらいまでしか高い音圧で出せません。これはラッパとしての動作原理なので、言わば物理現象です。TADドライバーのように4オクターブ以上出るドライバーもあるにはありますが、振動板の分割振動などを利用してかなり無理をして伸ばしています。自然なホーンの音を出すには1個では無理で、中音用と高音用に最低2個必要になります。ところがそうすると3ウェイになり、小型スピーカーにならなくなってしまいます。そんなわけで、小型で2ウェイにしようとすると本物のホーンが使えないので、MAGICO Miniでリングツイーターを選択したのは正解というわけです。


illusion Imageにリングツイーターを搭載したスピーカーの音は私もまだ聴いたことがありませんが、さぞかしすばらしい音が出るだろうと思います。


ちなみに、現在の構成のデモ機は既にあり、SATRIアンプなどで鳴らして音を確認しています。一聴して品があり、他のスピーカーとは格が違うと思わせますが、相性が悪いアンプではちょっと機嫌が悪くなったりしてけっこう敏感です。やはり基本性能がいいのでちょっとした差もよく出してしまいます。SATRIアンプでもアッテネーターや出川式電源などを搭載したものとしないものの差がはっきり出ます。
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