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PC音楽再生ソフト - Frieve Audio

FrieveAudio.jpg
Frieve Audio

パソコンでのサウンド再生ですが、何となく音が出てしまうのでついそれを使ってしまいがちです。Windows Media PlayerやiTunesなどが多く使われているようですが、はっきり言ってこれらで再生される音はオーディオ的ではありません。たとえ無圧縮のWAVファイルを再生しても同じです。


理由ははっきりしていて、Windows Mixerを通るからです。Windows Mixerは、Windowsが管理しているサウンド関係の処理を一手に引き受けています。単にサウンドファイルを再生するだけでなく、マイクからの入力を処理したり、USBに接続されているオーディオ周辺機器からの信号を受け渡ししたりしています。Windowsでサウンド関係のプロパティを見ると、標準でサウンド関係のドライバーがいくつか登録されていますが、普段使わないようなものまで登録されています。


なぜWindows Mixerを経由すると良くないかと言うと、Windows内部はAC97規格で48kと決められているため、44.1kでCDの曲を取り込んでも、Windowsで一旦48kにレート変換しながら再生されるからです。


また、WindowsはリアルタイムOSではありませんから、優先順位が高い割り込みが入ってくるとそちらを優先して処理します。たとえば、ハードディスクにある大きなファイルをコピーしている間に音楽を再生しようとすると、ファイルコピーの合間に割り込みを入れながら音楽データを再生しようとします。ファイルコピー処理は多少遅くなっても大きな問題は出ませんが、音楽再生はきちんとしたタイミングで処理してもらわないと困ります。しかし、Windowsはそういうことはしてくれません。処理が追いつかなくなると音が途切れたり、ノイズが入ったりするのでわかりますが、そうならない時でも基準クロックを参照して同期させたりしているわけではないので、「音が出ればいいだろう」という扱いです。


Windowsでオーディオ用CDプレーヤーに負けない音を出すにはいろいろなノウハウが必要ですが、一番簡単なのはASIO対応のソフトを使うことです。ASIOについては良く知られていますので詳しい説明はいらないかと思いますが、簡単に言うとWindows Mixerをパスして、音楽再生ソフトとサウンドカードの間を直接つないで動きます。性能の良い外部オーディオインターフェイスに付属のASIOドライバーを使うとその装置の性能を十分引き出してくれます。ASIOドライバーを入れた音と入れない音を比較するとわかりますが、ASIOドライバーを入れると、かっちりとした正確さが感じられる音になり、音の滲み、ボケ、変な癖のような音がなくなります。


WinAmpもASIOに対応していますが、最近見つけたものではFrieve Audioというソフトがあります。フリー版とシェアウエア版がありますが、通常再生だけならフリー版でも使えます。2006年頃に開発していたものらしく、2007年で開発が止まっていますが、WinAmpとは違う音で、変な癖もなく素直な音でお勧めです。


Frieve Audio


Frieve Audioは作者が「音質優先で開発した」と言っているように、最初からASIO対応で、内部処理64bit、192kHz、32bitWavファイルt対応、MP3他DirectShowで再生可能なフォーマットに対応というように、今でも仕様的に遅れてはいません。このソフトの良さをさらに引き出すには、ASIO対応の良い外付けD/Aコンバータが必要です。MONAやLylaのような定評ある外部インターフェイスを組み合わせると、市販のCDプレーヤーより癖のない音が出ます(試聴屋でデモ中です)。


パソコンで本格的な音を出すにはまず良いソフトを使うと幸せになれますという話でした。

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