1. 無料アクセス解析
オーディオショップ『試聴屋』オーナーが個人的な日記を書いています。
page top
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
page top
ALE 1710/1750ベリリウムツイーター
ALE1710Be.jpg
ALE 1710ツイーター


エール音響は昔ながらのやり方でドライバーを作っているだけの会社と思われているかもしれませんが、実はいつも少しでも性能を上げようと努力しています。いまだにアルニコ磁石を使い続けているのもそのためですし、パーメンジュールという高い材料を使い続けているのもそのためです。ホーン部もわざわざステンレス削り出しで作っています。今どきJBLでもこんなことはしません。でもここまでやるからこそいい音が出てきます。


これ以上音を良くする方法はなさそうに思いますが、ドライバーで一番重要な振動板は長い間チタンを使っています。現在でもそうです。振動板だけはそう簡単に他のものに替えられないという事情があるからです。薄くて軽く、強度があって、ドーム状に加工してくれる工場というのは国内でもそう多くはありません。アルミニウムやチタンなら何とかなりますが、さすがにベリリウムとなると加工が難しくてなかなか製品化できませんでした。それが最近やっと製品に搭載できるようになりました。


現在は小さい振動板しかないということで、ALE 1710か1750ツイーターにだけ搭載できます。価格は1個10万円ですが、音を聴くとどうしても替えたくなります。試作品を聴かせてもらいましたが、今までのチタン振動板に比べて高音のヌケが非常にいいんですね。それもそのはず、ベリリウムとチタンでは材料自体の音速が2倍くらい違います。つまり、ベリリウムのほうが軽いのでその分信号に対する反応が良いわけです。ついチタンを薄くしてベリリウムと同じ軽さにすればいいんじゃないかと考えてしまいますが、今以上に薄くしようとすると強度不足になってしまい、割れたり歪んだりするので振動板としては使えなくなります。どうしてもベリリウムでないとこの音は出ないというわけです。


ベリリウムと言うと、昔ならYAMAHA、今ならTADがありますが、ベリリウムと言ってもいくつか加工方法があり、どれでやるかによって変わってきます。蒸着で作るには専用の設備とノウハウが必要で、1枚あたりのコストが高くなります。切削でやろうとするとベリリウムは硬いので割れてしまいます。プレスでやろうとしてもやはり割れてしまいます。蒸着だと蒸着させるときに使った母材を後から取り除く行程が必要になりますが、きれいに取り除けないと純粋なベリリウム振動板になりません。不純物のない無垢ベリリウム振動板を安価に作るのはけっこう難しいです。TADがどの方法で作っているのかはわかりませんが、エールには無垢のベリリウム振動板がありますので、品質の点では負けていないと思います。


BerylliumDiaphragm.jpg
無垢ベリリウム振動板


これが無垢ベリリウム振動板です。写真では大きく見えますが、直径約2cmです。YAMAHAのように表面をコーティングしていないので、見た目はそれほどきれいではありませんが、性能は抜群です。


ちょうど今、デモ機で使っていたALE 1710を入れ替えのためYahooオークションに出しています。デモ機とは言え、程度はいいですし、定価の半値以下で出しましたので、競争が激しくなければ安く落札できると思います。うまく落札できたら、その後ベリリウム振動板に交換すれば最新の音が楽しめます。ご希望があれば、落札後、こちらでベリリウム振動板に交換してから発送することもできます。そのほうが手間がかからなくて良いと思います。3月25日の夜までです。


Yahooオークション - ALE 1710ペア
http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d91548512

スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL

© オーディオblog. all rights reserved.
まとめ
Page top
FC2 BLOG
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。