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オーディオショップ『試聴屋』オーナーが個人的な日記を書いています。
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単一電源用出川式モジュール B24A10VerII

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単一電源用出川式モジュール B24A10VerII


出川式電源は、これまで当たり前とされてきたドロッパー電源の欠点を補う方式として出川三郎氏が考案した回路です。SATRIアンプに使うと効果があるので取り扱っていますが、もちろんSATRIアンプ以外の電源回路にも効果があります。写真の製品は、単一電源回路用の出川式モジュールです。SATRIアンプは±電源を使いまので、通常、単一電源用の出川式モジュールは在庫しませんが、注文があれば取り寄せています。今回、お客さんの注文で取り寄せた理由がちょっと面白いので記事にさせていただこうと思いました。


今回これを注文した方の目的は「パソコン用電源を出川式で作るため」です。実は、売り物ではありませんが、試聴屋にも自作のパソコン用出川式電源があります。IBMのノートパソコンに音楽データを入れておき、それをASIOドライバー搭載の環境で再生してデジタル信号のまま外部インターフェイスに送り出し、離れた場所まで持って行ってからDACに入れてD/A変換し、それをアンプに入れて音を出すしくみを作っています。こうすると、あるCDの音楽データをノートパソコンに入れて再生したときと、CDプレーヤーにCDを入れて同じ曲を再生したときの音を比べてみることができます。音は当然違います。


音楽データが同じなのになぜ違うかと言うと、CDプレーヤーでは内蔵の水晶クロックの精度で読み出しながらD/A変換して出力するのに対し、ノートパソコンの場合はオーディオ用クロックというものはなく、パソコンのCPUクロックを基準にしてWindows経由で音楽データをディスクから読み出して送り出すという動作の違いから来ています。それ以外にも再生ソフトによって音が違いますし、音楽データを外付けのハードディスクに入れていた場合は、USBでつなぐか、IEEE1394でつなぐかによっても変わります。そして、今日の本題である「ノートパソコンの電源によっても音が変わります」。ノートパソコンで普通に使われるACアダプタはスイッチング電源ですが、これを同じ定格のドロッパー電源に変えて音楽を再生すると、こちらのほうが滑らかで自然な音になります。何度切り替えて聴き比べてみても差がわかるので、現在はドロッパー電源でノートパソコンを動かしています。ただ、特にこれを宣伝したわけではないので、同じことをする人はほとんどいないだろうと思っていたのですが、いたんですね、同じことを考える人が。


ノートパソコン用の電源は大体16~24Vで、3~6A程度取れれば良いので、単一電源用の出川式モジュールが必要になるというわけです。単一電源用はモジュールの端子が5本(±電源用は6本)しかありませんのですぐ区別がつきます。ちなみに、デスクトップパソコン用のドロッパー電源を作るのはそう簡単ではありませんので、かなり根性を入れないと厳しいです。パソコン用は12Vと5V電源が必要というだけでなく、ワット数が400W~500W使います。この電源容量はスイッチング電源なら当たり前ですが、ドロッパー式でやるとパワーアンプなみの発熱と大きさになります。音楽再生用ならノートパソコンとドロッパー電源の組み合わせくらいにしておいたほうがいいと思いますよ。

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