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SoundTesterに最適なUSBアダプター発見
UCA202.jpg
SoundTester用USBアダプター

SoundTesterは私が知る限り、一番安く、オーディオ測定に便利な装置です。ところがこのSoundTesterにも欠点がありました。CLIOfwなど他の測定器でもそうですが、測定器というのは最初にキャリブレーションという作業を行わなければなりません。簡単に言うと、測定器を正しく動かすための基準合わせですね。

一度できてしまえば難しくないのですが、最初にやるときは勝手がわかりませんから難しいわけです。SoundTesterの場合、ST-01をLOOPBACKモード(折り返しモード)にして、MySpeakerという測定ソフトで周波数特性を測ったときフラットになるのが正しい状態です。SoundTesterでは、写真のST-01というボックスと、パソコンに内蔵されているサウンド機能を連携させて使いますが、パソコンのサウンド機能の周波数特性がフラットになっていないと困ったことになります。周波数特性がフラットかどうかは、パソコンを買うときにはまずわかりません。買う前にメーカーに確認すれば良いのですが、カタログを見ても載っていないことが多いです。デスクトップパソコンならサウンドカードを交換することもできますが、SoundTesterはノートパソコンで使うと便利なので、やはりノートパソコンで使いたいところです。

ところがノートパソコンのサウンド機能はたいていフラットになっていません。MIC端子はわざとそうしているのか、高域と低域が落としてあります。会議や会話を録音することを想定していて、声以外の音を拾わないようになっているのかも知れませんが、これでは測定用には使えません。LINE IN端子は比較的フラットになっていることが多いですが、これも確認してみるまでわかりません。で、どちらもフラットでなかったら、MySpeakerの補正ファイルをいじって補正をかけた状態でフラットに表示されるようにするのですが、この作業が大変です。

このようなとき、ノートパソコンの内蔵サウンド機能を使わず、フラットな特性を持つUSBアダプターを経由してパソコンと音声信号をやりとりできれば解決です。USB端子なら最近のノートパソコンにはほとんど付いています。ST-01 ←→ USBアダプター ←→ ノートパソコンという接続ができればOKです。

安いUSBアタプターはいくつか出ていますので最初に1つ買って試してみました。PLANEX PL-US35APというモデルで、MIC端子とPHONE端子が付いています。Skype用かと思います。しかしこれは残念ながらフラットな特性ではありませんでした。次に「響音DIGI」という別のUSBアダプターを買ってみましたがこれもダメでした。安いのはダメだということで1万円近くするEDIROL UA-1EXを買ってみました。これはカタログでもフラットな特性を保証していますので特性はフラットでしたが、どういうわけか出力レベルが低く、手持ちのノートパソコンとSoundTesterでは信号レベルが上げられず使えませんでした。これ以上高いUSBアダプターとなると、性能が良くてもあまり使いたくありません。SoundTesterの価格にUSBアダプターの価格が追加されてしまうからです。

まだ他に安くてフラットな特性のUSBアダプターがあるはずとあちこち探したところ、それらしいものが見つかりました。ベリンガーのUCA202というUSBアダプターです。ベリンガーと言えば、安い音響機器を多数揃えていることで有名なメーカーですが、安い分、性能も値段相応なメーカーです。今度もダメな可能性が高かったですが、他に良さそうなものもなかったのであまり期待しないで買ってみたところ、これが大当たり。安い製品にも関わらず測ってみるとほぼフラットです。信号レベルも使えるレベルまで出ています。取扱説明書を見ると20~20kHzまでほぼフラットな特性を保証しています。価格も5千円以下と手頃です。

UCA202があればLOOPBACKモードではほぼ無調整でSoundTesterが使えます。マイクを使って実際に測定するときはマイクの補正データが既にありますので、それを呼び出して使えば良いということで、SoundTesterがさらに使いやすくなりました。

それにしても、USBアダプターというのはフラットになっていないものが多いのがわかって意外でした。調べてみるまで、当たり前のようにフラットな特性のはずと思い込んでいました。わざわざ特性を変えるほうが手間がかかると思うんですが、どうしてそういう作り方をするのかわかりません。
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