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禅トランス(1)

ZenTrans01.jpg
SCA-7511-SP用(左)とAMP-5513-SP用(右)禅トランス(試作品)



去年の末頃、オーディオ用トランスができたという情報が入り、「どんなもんだろう?」と思って いたところ、SATRIアンプ用に試作品を作っても良いという連絡が来ました。それならということで作ってもらい、今秋葉原で鳴らしているデモ機に入れてあります。


この電源トランスは「禅トランス」と言います。まだ一般にはほとんど出回っていないものです。秋葉原にあるデモ機のSATRIアンプくらいにしか入っていません。他には特注品として個別に少し出している程度だそうです。


このトランス、見ためからわかると思いますが、構造はフェニックスのRコアと同じです。そう、SATRIアンプに使われているのと同じです。なので、SATRIアンプの機種を指定すれば同じ規格のトランスが作れます。この「同じ規格」というところが大事です。同じ規格だからサイズも同じになり、何も考えずに交換できるわけです。


写真はSCA-7511Mk2-SPのデモ機に入れた状態です。AMP-5513-SP用のトランスと比較すると小さく見えますが、15Wならこのサイズで間に合います。AMP-5513用トランスの中央にあるのは見えにくいですが100円玉です。さすがにAMP-5513用トランスはでかいです。写真は組み込む前に撮ったものですが、今はAMP-5513-SPに組み込まれています。


禅トランスの何がすごいのか?
ですが、製作者によると、トランスの製造工程というのは他の電子部品と同じく効率優先になっていて、音に良くない部分がけっこう目に付くらしいのです。たとえば、トランスで一番重要な線を巻く行程は機械でギリギリ巻いてしまいます。線にかかるストレスはおかまいなしです。これを、手巻きで時間と手間をかけて巻き、ストレスがかからないようにすると、とても自然な音になるそうです。コア材も、見た目では全く同じように見えますが、これもストレスがかかっているので、特殊な方法でストレスを取り除いてやるとギスギスした部分が消えて自然な音にまた一歩近づくそうです。他にも、含浸材や引き出しリード線などを改良してできたトランスです。これを量産品のトランスと比較してみるとその差がはっきりわかります。


製作者は電源トランス作りのプロなのですが、同時にオーディオにも興味があり、以前からこのような音にこだわったトランスを作ってみたかったそうです。私はトランスの製造現場のことはほとんど知りませんので、「単純な構造のトランスの何を改善したのか」よくわかりませんでした。この辺は職人さんでないとわからない世界なのだと思います。


禅トランスに入れ替えたSATRIアンプデモ機は、秋葉原に試聴に来られたお客さんの評判も良く、私が聞いても良さはわかりますので、オプションの1つとしてお勧めしたいですね。なにしろトランス屋さんから見ると、「SATRIアンプに使われているトランスは(オーディオ用でない)一般品なので、その部分が気になる」と言ってました。


(しかし、いまかなり忙しいんですけど。blog書いてていいんだろうか・・・)

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