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オーディオショップ『試聴屋』オーナーが個人的な日記を書いています。
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新SATRI DAC

バクーンには、DAC-2000というSATRI回路を使ったD/Aコンバータがありました。今でも秋葉原で使っていて、音は良いのですが、開発されてからだいぶ日が経ち、さすがに設計が古くなってきたので、バクーンで新しいDACを作ろうとしています。


最近はネットで気軽に音楽が聴けますし、CDをパソコンに取り込んで聴いているオーディオマニアも増えてきています。数年前まではパソコンで音を出しても荒い音でした。パソコンの電源を使っていて音がいいはずがないと思われていましたし、サウンドカードがパソコンに内蔵されていた場合はパソコンのノイズが乗って、とても聴けたものではありませんでした。


ところが、最近はその辺もわかってきて、パソコン内蔵のサウンドカードを使わず、USBやFireWireで外部のデジタルインターフェイスにパケットで音楽データを送り、そこからS/P DIF信号に変換してDACに入れて音を出すと、へたなCDプレーヤーを使うより良い音が出るようになってきました。


そこで、新しいDACにもUSB端子を付け、パソコンを使って本気でオーディオができる装置にしようという計画が進行中です。CDのフォーマットは44.1k 16bitですが、デジタルレコーダーを使って録音すれば最高192kHz 24bitのフォーマットでデータを取っておくことができます。CD音源でもパソコンに取り込んでからソフトを使ってサンプルレートを上げるということもできます。そうすると、44.1kHzの音源を88kHzや96kHzに上げることができます。もちろん本物の88kHzや96kHz音源と同じ音質にはなりませんが、擬似的とは言えデジタルの階段が細かくなるので、聴感上も繊細な音に聞こえます。


iPodや携帯で音楽を聴ければ満足という方はわざわざこんな面倒なことはしないでしょうが、パソコンを高級CDプレーヤーとして使い、高品位な音を出したいと考える人はけっこういるようです。ネットで検索すると多数ヒットします。ただ、これは新しい分野で、基礎を教えてくれる人がいるわけでもないので、こういうことをしているのは若い人ばかりです。


パソコンで再生するときですが、今だと96kHzくらいまでで再生するにはそれほど無理なくできますが、それ以上に上げようとすると、割り込み頻度が高くなり過ぎるせいか、音が途切れたり、プツプツとノイズが出てしまったりします。かなりパワーのあるCPUと大量のメモリ、OSのチューニング、音の良い再生ソフトの選択とチューニングなどいろいろ気を付けないと192kHzを安定して出すのは難しいです。パソコンでデータ処理をするなら多少遅くても待っていれば終わりますが、ハイサンプリング音楽データの再生が難しいのは、基本的にリアルタイムで処理しないと音が途切れてしまうからです。Windowsは、常時多数のスレッドが起動していて、それぞれ割り込み時間を割り当てられて動いています。どれかのスレッドが重い処理をすると、そのスレッドに多くの割り込み時間を取られてしまい、他の処理に遅れが生じます。音楽を再生しているときは音楽の再生を最優先で処理してくれれば問題ないのですが、Windowsはユーザーアプリケーションを動かす場合、優先度を「普通」に設定して動かします。それでも音が途切れなければそのままで構わないのですが、途切れるときは手動で優先度を上げてやると音が途切れなくなったり、音質が安定して良くなったりします。再生ソフトによっては、これがわかっていて、起動されると自分で優先度を高くして動くものもあります。この辺の動作は、ソフトを作る人の腕しだいというところがあります。再生ソフトをいくつか使ってみると、44.1kHzで比較しても、どれもけっこう音が違います。パソコンを使った本格的音楽再生はまだ始まったばかりです。


ということで、新しいDACは、CDでもパソコンでも使えるようになるはずです。たぶん、2~3ヶ月のうちには形になると思います。私も今から楽しみにしています。

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